【IPO初値】インフキュリオン(431A)は、まさかの公募割れ…

2025年10月24日(金)に新規上場した インフキュリオン(431A)
多くのIPO投資家が注目していた銘柄でしたが、結果は残念ながら 公募割れスタート となりました。

このように「投資には元本割れ等のリスクがあります」


■ 初値はまさかの1,560円、公募価格1,680円を下回る展開

インフキュリオンの公募価格は 1,680円
ところが、ついた初値は 1,560円(▲120円) と、公募価格を120円下回りました。
100株あたりに換算すると 12,000円の損失

IPOで当選しても利益が保証されるわけではない——まさにその典型例です。
しかも、初値形成後も一度も公募価格を上回ることなく、終値は1,451円
初値からさらに下落して取引を終えました。


■ 事前予想は2,000円前後、それでも蓋を開けてみれば…

上場前の初値予想では、多くのIPOサイトや大手証券会社が 「2,000円前後」 と予想していました。
SBI証券を中心に人気を集めたこともあり、抽選時点では期待感も高かった印象です。

しかし、実際のマーケットでは投資家心理が冷え込み、初値形成は予想を大きく下回りました。
このように、事前の予想やSNSの盛り上がりだけでは判断できないのがIPOの難しさ です。


■ SBI証券ではポイント利用組もいたが…それでも元本割れ

今回SBI証券でポイントを使って当選した投資家も多く見られました。
実際、必要なIPOチャレンジポイントのボーダーは 250ポイント前後 と言われています。

タラレバですが、少し控えめなポイント数ですよね。

「ようやくポイントで当たったのに、公募割れか…」という声も少なくありません。
300株単元で配分を受けていた人は、3万6,000円超の含み損 スタートという結果に。

こうしたケースもあるため、ポイントを使うタイミングには慎重さが必要 です。


■ IPOでも「損をする」ことはある——リスクと自己責任の重要性

IPO=必ず儲かる、という時代ではありません。
むしろ近年は、公開株数が多い案件や業績面で成長性に疑問がある銘柄では、
初値が伸びずに 公募割れするケースも増えています。

IPO投資も、あくまで「元本保証のないリスク商品」です。
そして結果の責任はすべて自己に帰属します。
損失が出ても「なぜ下がったのか」を冷静に分析し、次に活かす姿勢が大切です。


■ まとめ:IPO投資に「絶対」はない

今回のインフキュリオンのように、
どんなに人気があり、予想が強気でも「公募割れ」は起こり得ます。

  • 事前予想やSNSの熱狂に惑わされない

  • 抽選時は「最悪の場合、損が出してもいいか」を考えておく

この3点を意識しておくと、IPO投資をより健全に続けられるはずです。

IPOは、このように同時にリスクを伴う投資です。
次のチャンスに向けて、冷静に評価していきましょう。

「投資には元本割れ等のリスクがあります」

「投資には元本割れ等のリスクがあります」

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